前回の振り返り
【第7回】ではPythonと便利ライブラリを紹介した。最終回の今回は、全体のまとめ。
全ツール一覧表
8回にわたって紹介したツールを一覧にまとめた。
| ツール | 何をするもの | 費用 | 必須度 |
|---|---|---|---|
| Claude Code | AIコーディングアシスタント | 月額$20〜 | ★★★ |
| Node.js & npm | JS実行環境 & パッケージ管理 | 無料 | ★★★ |
| Git | ファイル変更履歴の管理 | 無料 | ★★★ |
| GAS & clasp | Googleサービス連携 & PC管理 | 無料 | ★★☆ |
| CF Workers & wrangler | サーバーレス実行環境 | 無料(無料枠) | ★★☆ |
| Stripe CLI | 決済テスト | 無料(決済手数料は別) | ★☆☆ |
| Python & pip | 画像・音声処理 | 無料 | ★☆☆ |
未経験者に必要なのは2つだけ
結論を言う。
最初に入れるべきは、Claude CodeとNode.jsだけ。
Node.jsを入れればnpmが使え、npmがあればClaude Codeがインストールできる。Claude Codeがあれば、あとは「〇〇がやりたい」と言えばClaude Codeが「じゃあ△△を入れましょう」と教えてくれる。
Gitも最初から入れておくべきだが、第3回で書いた通りClaude Codeが自動で使ってくれるので、「入れるだけ入れておく」レベルでいい。
ステップ2(Google連携したい人):GAS → clasp
ステップ3(本格的なWebサービスを作る人):Cloudflare Workers → wrangler
ステップ4(決済を扱う人):Stripe CLI
ステップ5(画像・音声を扱う人):Python → pip → 各種ライブラリ
ステップ2以降は「必要になった時に」でいい。全部を最初から入れる必要はまったくない。
環境構築のコスト ― ほぼ全部無料
Claude Code:月額$20〜(Anthropic API利用料)
Stripe:決済手数料3.6%(売上が出た時だけ)
それ以外は全部無料。
Node.js / npm / Git / Google Apps Script / clasp / Cloudflare Workers(無料枠) / wrangler / Python / pip / edge-tts / rembg / Pillow
開発ツールのほぼ全てが無料という時代。
月額$20のClaude Code以外、環境構築に金はかからない。そしてそのClaude Codeは、プログラマーを雇うことを考えたら驚くほど安い。
2026年は「AIと一緒に開発する」時代
この連載で一貫して伝えてきたことがある。
未経験者がプログラミングを「覚える」必要はない。
必要なのは:
- 何を作りたいか明確にすること
- AIに的確に指示を出すこと
- ツールの「役割」を理解すること(使い方はAIが教えてくれる)
自分はコードを1行も書けないが、SaaSプロダクトを運営している。GASもWorkersもStripeも、コードは全部Claude Codeが書いた。自分がやったのは「何を作るか決めて」「AIに指示を出して」「テストして確認する」こと。
この連載が、これから「AIと一緒にものづくり」を始める人の参考になれば幸いだ。
全8回、読んでくれてありがとう。
第2回:Node.js & npm
第3回:Git
第4回:Google Apps Script & clasp
第5回:Cloudflare Workers & wrangler
第6回:Stripe CLI
第7回:Python & 便利ライブラリ
第8回:まとめ ― 全体像と選び方
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